佐渡版画村美術館 館内案内 建物は佐渡市の文化財です

佐渡版画村美術館

施設案内

建物について

 この佐渡版画村美術館は、1888年に建てられた【旧相川簡易裁判所】の跡を利用して設立されました。
 この建造物は、木造1階、明治以降の佐渡金山と周辺地域の繁栄の様子を色濃く残す建造物です。
 現在、佐渡市の文化財になっています。

佐渡版画村美術館について

 版画家で高校教師だった「高橋信一」(1917〜1986)は1976年に退職したあと、島内各地で版画講習会を行い、人々に版画づくりを薦めました。
 「佐渡を版画の島に」という彼の構想は、小佐渡山中の集落、静山(旧真野町)を出発点として全島に広がって行き、やがて各地に作られた版画村(地域版画グループ)がまとまって「佐渡版画村」が誕生しました。
 1984年7月、旧相川裁判所(旧相川町文化財)の建物を借りて、佐渡版画村美術館が開館しました。翌年、社団法人佐渡版画村が発足し、高橋信一が初代理事長に就任。200名を越える版画村会員たちが「佐渡を彫る」をテーマに身近な生活の道具をはじめ、佐渡の暮らし、風景、芸能などを主に木版画によって、素朴に力強く表現しました。
 しかし、1986年12月に高橋は急逝し、会員たちは一時途方にくれましたが、各自の制作を続けるとともに、力をあわせて版画村や版画村美術館を守り、今日に至っております。
 版画村美術館は1984年の開館以来、会員の版画作品の展示、会員による特別展(個展、グループ展)の開催、高橋信一の作品の展示等を中心に運営し、小中学の修学旅行生の版画体験学習、「版画村まつり」開催、「全国高等学校版画選手権大会」共催などの行事を加えて版画村運動の継承発展を目指すとともに版画村会員の活動の拠点となっています。

館内展示

1.特別展示室

版画村会員を中心に毎月月替わりで特別展を開催しています。

2.寄贈品展示室
版画村に寄贈いただいた寄贈作品を中心に展示をしています。

3.高橋信一作品展示室
版画村の創設者、高橋信一の作品を展示しています。

4.会員大作品展示室
版画村20周年を記念して佐渡の風景を白黒版画で制作し展示しています。

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5.会員大作品展示室

大きな版画を中心に多版多色、木版画、銅版画、シルクスクリーンなど多彩な版画を展示しています。
2011年2月に完成した352cm×667cmの巨大版画もこちらの展示室に展示してあります。

6.会員版画展示室

佐渡版画村所属の会員版画を展示しています。木版画、銅版画、シルクスクリーンなど多彩な版画を展示しています。

7.会員版画展示室

佐渡版画村所属の会員版画を展示しています。木版画、銅版画、シルクスクリーンなど多彩な版画を展示しています。

8.会員版画展示室

佐渡版画村所属の会員版画を展示しています。木版画、銅版画、シルクスクリーンなど多彩な版画を展示しています。

9.実習室・研修室

版画の体験・実習を行う部屋です。版画村の会員が木版画を中心に講義します。版画村のDVDを放映しています。

10.館内廊下

小さな版画を中心に多版多色、木版画、銅版画、シルクスクリーンなど多彩な版画を展示しています。

11.はんが甲子園作品

最新回の作品を6・7・8展示室を中心に各部屋に展示しています。



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